山形県上山市公共下水道施設・上山市浄水センター
施設紹介
上山市浄水センター
 上山市の公共下水道は、公共用水域の水質保全、生活環境の改善を図り、豊かな暮らしを実現するため昭和49年度に着手され、その後、昭和56年11月10日に供用開始となりました。
 平成22年3月31日現在の普及率は、67.5%(県計71.4%)、水洗化率は89.6%(県計83.4%)で流入汚水量は、一日当たり平均10,024㎥となっております。この上山市公共下水道の汚水を処理する処理場が上山市浄水センターです。現在の上山浄水センターの汚水処理能力は、一日最大14,400㎥です。



設  備  紹  介
水処理設備

粗目除塵機

処理場に流れてきた汚水のなかに含まれる
大きなゴミを取り除きます。

細目除塵機

処理場に流れてきた汚水のなかに含まれる
ゴミを取り除きます。

汚水ポンプ

処理場に流れてきた汚水をくみ上げます。

最初沈殿池

汚水の中に含まれる比較的比重の大きな汚泥を流速を遅くして沈降させます。

反応タンク

活性汚泥(微生物)の働きによって汚水をきれいにします。

※微生物(こちらをお開き下さい)は、水質検査室からをご覧下さい。

最終沈殿池

  きれいになった水と汚泥を分けます。この汚泥の一部は再び反応タンクに送られ、汚水の浄化に活躍します。余った分は汚泥処理施設に送られます。

塩素混和池

最後に塩素系の薬剤で処理水を滅菌消毒します。

放流口

須川に放流します。

汚泥処理設備

汚泥濃縮設備

最初沈殿池の汚泥を投入し、重力による濃縮を行います。

消化槽

汚泥を加温してメタンガス等に変え、量を減らします。発生したメタンガスは、消化槽の加温に利用します。

脱水機

汚泥の水分を減らし、「脱水ケーキ」と呼ばれる状態になります。

搬出処分

「脱水ケーキ」となった汚泥は、各施設にそれぞれ送られ、堆肥化や埋立て処分されています。